ラスベガスやマカオなどの海外の華やかなカジノでギャンブル、憧れますね。あるいは海外旅行などで一度はプレイした方もいるかも知れません。
その華やかなカジノをインターネット経由で自宅のPCやスマートフォンなどでプレイできる仕組みがオンラインカジノです。
しかし、日本では競輪や競馬などの公営ギャンブル以外は違法にあたります。
果たして日本から海外で運営されているオンラインカジノへの参加に違法性はないのでしょうか。
そもそもオンラインカジノとは
日本では最近ようやく話題になり始めたオンラインカジノは、実は世界中で4000万人以上のプレイヤーが存在しているといわれるほど人気があるゲームです。
オンラインカジノには、ポーカーやブラックジャック、バカラなどのカードゲームを始めとしてルーレットやスロットなどランドカジノでプレイできるゲームはほとんど揃っています。
もちろんギャンブルサイトなので実際にお金を賭けて、勝てば配当が儲かり負ければ損をします。
オンラインカジノは海外で公認されている
オンラインカジノに関しても合法とする国と違法とする国が存在しています。
オンラインカジノを合法としている主な国は以下の通りです。
EU系 : イギリス、マルタ共和国、アイスランド、キュラソー島(オランダ領) など
中南米系 : ドミニカ共和国、コスタリカ、パナマ など
アジア系 : フィリピン など
そしてオンライカジノの運営会社には厳しい審査の上公認ライセンスが発行されているのです。
オンラインカジノの違法性はグレーゾーン
海外では合法とされ公認ライセンスが発行されているオンラインカジノサイトですが、それでは日本からの参加は違法には当たらないのでしょうか。
こたえは、グレーゾーンです。
日本では公営ギャンブル以外は違法とされていますが、オンラインカジノは海外で合法的に運営されています。
例えばラスベガスに海外旅行で赴いてカジノでギャンブルをしたとしても違法には問われません。
また、少しあいまいな話になりますが現在の日本には厳密にはオンラインカジノを取り締まる法律が存在していないのです。
違法賭博を取り締まる日本の法律とオンライカジノの関係
日本では刑法によって違法賭博は禁止されています。
刑法の文面は以下の通りです。
刑法185条
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭かけたにとどまるときは、この限りでない。
刑法186条
常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する。
賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、三月以上五年以下の懲役に処する。
引用元:電子政府の窓口e-GOV
https://elaws.egov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=140AC0000000045#801
このように、日本では賭博を開帳しても参加しても違法になります。
ただし、この日本で法律を適用するには二つの前提があります。
【罪刑法定主義】
法律で明文化されている行為だけが違法になるという意味です。
逆に言えば、法律に記載されていない内容では処罰されません。
インターネットを経由したオンラインカジノは新しい形の賭博なので法律には明文化されていないのです。
【賭博罪の前提は対向犯】
対向犯とは賭博を提供した胴元、参加したプレイヤーの両方を裁くという意味です。
胴元が海外で合法的に存在している以上は日本お法律で裁くことはできません。
オンラインカジノの違法性が問われるケース
現在の日本の法律と照らし合わせれば、オンラインカジノへの参加に違法性は問われないと考えられます。
しかし、海外のオンラインカジノに参加した際にも明確に違法性に問われる場合があります。
プレイに公然性が加わると違法となる
賭博に対する罪は風紀に対する罪とも言われ、複数の人数を巻き込んで公の場でプレイされると「公然性」が認められるとされ有罪になる可能性があります。
たとえば、オンラインカジノのプレイをSNSで紹介したり、動画をアップして参加を促すような行為をすれば有罪に問われる可能性があります。
インカジ店でのプレイは違法となる
インターネットカフェでオンラインカジノに参加して違法に問われた事例があります。
この店舗では、オンラインカジノが違法ではない事を説明した上で、お客の参加を勧誘していました。
この場合は、オンラインカジノを道具として賭博を開帳したと見なされて胴元であるインターネットカフェ、参加したプレイヤー共に有罪となります。
そして最後にもう一つ、海外のオンラインカジノであっても、万一ディーラーが日本人のみであった場合には避けたほうが無難です。
あくまでも海外のサイトに参加している事が違法性をまぬかれる大前提となります。
優良なオンラインカジノサイトには、公認ライセンスや運営に関する規約などしっかりと後悔されていますので、十分に確認した上で、あくまでも個人の趣味として楽しむように心掛けましょう。
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